強制保険とは、法律上必ず入らなければならない(加入が義務付けられている)保険のことをいいます。
例えば、自賠責保険がこれにあたります。これに対する言葉として、任意保険があります。
交通事故における強制保険は、自賠責保険となります。自賠責保険は、自動車損害賠償保障法という法律によって、
すべての自動車等の運転者に対し加入が義務付けられています。
自賠責保険の目的は、交通事故の被害者保護を目的として、最低限の補償を担保することにあります。
そのため、補償範囲は対人賠償のみとなっており、保険料や保障内容も法律によって定められています。
参考法令:自動車損害賠償保障法