自動車保険の特約で人気の弁護士費用特約。人気の理由はー交通事故で使える!使って便利!だから
ここでは、交通事故で使って便利な弁護士費用特約を解説します。
弁護士費用特約とは
弁護士費用特約とは、自動車保険の特約の1つです。
交通事故に遭い、それを弁護士に相談・依頼した場合の弁護士費用を、保険会社が支払ってくれるという内容の特約です。
数百円から数千円程度の保険料(オプション料)で、交通事故に遭った場合の弁護士費用最大300万円まで、保険で支払われます。
弁護士費用特約は、その有効性・便利さから、是非とも付帯すべきおすすめの特約として、上位に位置づけられています。
弁護士費用特約を活用しよう!
弁護士費用特約を活用すれば、事故1件あたり、弁護士等への相談料として10万円、弁護士費用として300万円まで保険料で支払われます。
弁護士費用特約を利用しても保険料の等級は変わりません。
弁護士費用特約を付帯した自動車保険に加入していたならば、交通事故に遭ったときに、この特約を活用しない理由はないと思います。
自動車保険と弁護士費用特約の歴史
以下は、歴史好きの方や興味のある方に読んでいただければと思います。
このように、有効性が高く、人気の弁護士費用特約が登場したのは、1990年代半ば過ぎであり、意外にも歴史は浅いです。(日本に保険が誕生したのは、1870年代と言われています。)
弁護士費用特約は、自動車保険の特約ですから、自動車及び自動車保険の普及に伴い、誕生しました。
1970年代から自動車の保有台数が急増するとともに、交通事故も急増、自動車保険も大いに普及・補償内容が充実していきました。
そして、1996年に新保険業法が施行、さらに、1998年、これまで一律だった保険料を保険会社が自由に定められるようになり、急速に保険の自由化が進みました。新たな保険商品が続々と誕生するなか、弁護士費用特約が誕生しました。
交通事故に遭ったら弁護士に相談したい、依頼したいという要望は多くおありましたから、弁護士費用特約はその要望に応える保険として、普及、人気の特約になっています。