後遺障害・後遺症（こういしょうがい・こういしょう）

　後遺障害・後遺症とは、交通事故で受けた怪我が完治せず、治療を継続しても症状改善の見込みがなくなった（症状が固定した）後も残っている障害のことをいいます。

　交通事故の賠償請求においては、症状固定までの期間の損害（治療費、休業損害、通院交通費等）と、症状固定後の損害（逸失利益、後遺障害慰謝料等）をそれぞれ請求することになります。

　なお、後遺障害と認められるためには、後遺障害等級認定を受ける必要があります。後遺障害の等級は１４等級に分類されており、後遺障害の状態に応じて賠償額が変わってきます。